淀川三十石船は旅客専用の船で、伏見南浜から大坂八軒屋までを1日2回運行していました。 落語「三十石船」や浪曲「森の石松代参詣り」で有名です。 船の形は、17メートル幅2.5メートルで、葦簾が屋根のように船を覆っていました。 伏見港には、三十石船が幾艘も浜につながれ、人の出入りも多かった場所です。 西国の諸大名も船で伏見まで来て後陸路で東海道へ向かいました。 このような三十石船をかたちどった十石船が宇治川派流を運行します。(期間11月15日まで) 月桂冠大蔵記念館裏から伏見港公園を往復します。 途中、角倉了以の碑や酒蔵を船から眺めることができます。
■十石船からの風景
■酒蔵 |